ダイハード4の感想

前の3作目(1995)のレビューでも、マクレーンの不死身ぶりを述べましたが、それから12年以上経て作られたこの4作目は、全く比べ物にならない程の不死身ぶり。 なんかもう、人間やめましたとかそういうレベルを遥かに超越してます(笑) 車使ってヘリ爆破するシーン、声出してわろたし(笑) そんな本作、個人的には、シリーズ最高傑作です。息もつかせぬアクション演出&アイデアセンスは、監督と脚本が変わったからこそだと思います。非常に新鮮で良かったです。 やっぱブルース・ウィリスといえば、ジョン・マクレーンですね!この俳優そこまで好きじゃないのですが、本シリーズのこの役だけは格別です!まさに彼の代名詞と言えましょう!

ゾンビランドの映画感想

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あらすじ

謎のウィルスの蔓延で大半の人間がゾンビと化してしまった世界。ひきこもり大学生のコロンバスは、自ら定めた「ルール」を守ることで何とか生き延びていた。ひょんなことから彼は、ゾンビと戦い続ける粗暴な男タラハシーと旅することとなるが、うら若い詐欺師姉妹に騙されたことを切欠に、いつの間にやら4人仲良く(?)「ゾンビのいない世界」を目指すことに。果たして彼らの行く末には楽園が待っているのか? 死の世界と化した近未来の世界を徹底的に笑い飛ばすソンビ・コメディ。

感想

あ~つ~い。 ね~む~い。 最早バテバテで精神的にも病み
かかってしまったので、ホラーでも観ようかと思い…
観たのが本作【ゾンビランド】です。

ホラー要素うすっ!

ではでは・・・
世界は今、病気だった!
正体不明の謎のウイルスにより人類のほとんどが、
おぞましいゾンビに変わっていた。

んちゃ! コロンバス(ジェシー・アイゼンバーグ)と申します。
まぁハンドルネームですよ。 人付き合いが苦手なんでね。
本名は教えられません。 ハンドルネームのほうが楽なんでね。
(ってかソーシャル・ネットワーク主演なんで^^ PC漬けですよ。)

人付き合いとか対人関係とかそういうのマジで面倒なんで週末は
いつも引き篭もってます。 あ~マジ1人って楽(ワラ)

まぁ~そんな感じだから突如始まった人類ゾンビ現象で地上から
生きた人間が消えても、たいして精神的ダメージは受けずに淡々
と快適な暮らしをしてたんですよ。

ん~でもね。いくら1人が楽だからって人間、1人では生きて
いけるわけもないじゃないですか。なんて言うかたまには人恋
しくもなるじゃないですか。

ってなワケで、とりあえず両親に会いに行こうと思って車で走って
たらゾンビがウヨウヨ!こりゃヤバイと思ったわけですよ。
そんな道中に自分とタイプがまったく違う生き延びた人間に
出会うのだが・・・っというストーリーです。



結論・・・そんなにいきなり真っ暗な街で遊園地のナイト営業したらゾンビは群がる
     に決まってるやんか!! もとは人間やで~!!


非常に面白かったです。 ラストはホロッとしてしまいましたしね。

まぁ普通に生活していても、人と楽しく仲良くなんてできなくて辛いから、
人間がゾンビに変わろうとヘッチャラだ! なんだったらゾンビより対人関係
のが怖いよ。なんて思っているコロンバス君に序盤から感情移入してしまいました。

如何せん私も人見知りな方でして対人関係は得意ではありませんから、
地元の某団体の旅行に行って呑めや歌えのドンチャン騒ぎをしたのですが、
ホテルの部屋で1人になったときに『はぁ~疲れた』っと肩を下ろす自分
がいたくらいでしたので・・・うん。わかるよ。わかるコロンバス君
っと思ってしまいました。

そんでもって旅の途中で出会う人たちもゾンビ現象の前からワケありな人生なワケでして
それがゾンビ現象を切っ掛で出会い、イガミあったり、共感したり、騙されたり、
分かり合ったり、助け合ったりと今までロクな人間関係が気付けなかった人たちが
人間らしい人間関係を経験することで成長する姿が非常にリアルに感じました。
(最早ゾンビ関係ねぇ~なんて言わないでね。)

心を打ち明けるという表現を、ハンドルネームから本名を教える事という風に
描写したシーンが最高に良かったです。
今現在PCでハンドルネームで活動している人なら↑その意味をよく理解できるはず
です。 ハンドルネームの自分は『どうせ本名じゃないんだから』っと演技をしてたり
する場合がありますよね。 それで本名を相手に教えるということは、よほどの信頼
が無い限り難しい事ですよね。 その辺が凄く分かりやすく演出されていて非常に
好印象でした。

ロードムービーとしてもアクションコメディとしても楽しめる作品だと思いました。

(この記事はこちらを参考にしています)

ヒルズハブアイズ映画レビュー

ヒルズハブアイズ 感想 に対する画像結果

ソースデータはこちら

http://www.horrorxzombi.com/entry/2018/01/30/%E3%80%90%E6%98%A0%E7%94%BB%E3%83%AC%E3%83%93%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%80%91%E3%83%92%E3%83%AB%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%83%8F%E3%83%96%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%82%BA%E3%81%AE%E3%81%82%E3%82%89%E3%81%99

2006年。アメリカ。"THE HILLS HAVE EYES".
アレクサンドル・アジャ監督。
 この映画が、ウェス・クレイヴン監督の低予算のスカスカな超手抜きホラー映画、『サランドラ』 (1977年)のリメイクだと知って、なぜわざわざあんなトラッシュ映画を選んだのかが、疑問だった。
 もともとA・アジャ監督の前作、『ハイテンション』 に大して面白さを感じなかったこともあり、レンタル店に入荷したら見てみようかな、というくらいのつもりでいたら、
 このリメイク版の評判が意外にもよくて、ちょっと興味を持ち始めたところ、TSUTAYAが関係諸団体からの抗議を怖れでもしたのか、取り扱いを見送ったらしく、
 こうなったら買うしかないのか、しかし、なるべくならホラー映画のDVDは古いもの以外は買いたくはない。と悩んだ。

 もし、自分が『それでもボクはやってない』の加瀬亮演じる主人公のような冤罪事件に巻き込まれでもしたら、あるいは実際に何か犯罪を引き起こしてしまったとしたら、このDVDを所有していることが裁判に不利な条件として作用するような気もする。
 裁判員制度が導入された後なら、間違いなく死刑判決を受けるに違いない。
 テレビのワイドショーのレポーターは、したり顔で、「これが容疑者の自宅にあった『ヒルズ・ハブ・アイズ』です。私のようなヒューマニストで、常識を持った人間にはとうてい正視に耐えられない残酷なホラー映画で、人道的な見地からも許しがたく、5分と見ることが出来ませんでした。
 殺人鬼と化した容疑者は、この『ヒルズ・ハブ・アイズ』を夜な夜なこっそり鑑賞しては、ほくそ笑み、猟奇的な犯罪の計画を練っていたものと推測されます。」と視聴者に向かって語りかけることだろう。

 しかし、ありがたいことにGEOに置いてあるのを見つけて、レンタルできたので、冤罪事件を免れることが出来た。
 こうなったら、裁判員制度が導入される前に、なるべく早く、現在手もとにある『若松孝二初期傑作選』のDVDボックス(まだほとんど見ていない)と、『痴漢ドワーフ』などの猟奇的な犯罪映画のDVDは処分してしまったほうが身のためだろう、と思った。

映画サスペリアのレビュー・感想

ホラー映画を極めつけた医者と解剖学に秀でた映画監督との合作。
というような冒頭での殺人鬼と女との殺人劇。
おどろおどろしい交響曲も重なってか、どこかのコンクリート殺人事件を思い浮かばせるかの如く破天荒な演出にも目を見張りました。


アルジェントの真骨頂はやはりなんといっても、色にあり音にあり。
色は赤を基軸として、常に見る側に死へのイメージを植え付ける。
黒は人間の恐怖の象徴。心の闇は常に黒です。
白も使われており、これがいわゆる平和の象徴。
こういったバランスがアルジェントの代名詞にもなる三原則の苦労人。
まあ生まれ持った才能ではあるが、とくに芸術家というものは
そういうもんですよね。だがしかし、このお方はリンチを出して失礼な
わけですが、リンチは絵画師に憧れ、その才能が世間に認められず。
苦労人でないリンチは楽な映画産業の道に進む。そしてやはり絵で出せなかった
才能を映画で開花させた。まあ個人的にはこちらの方がセンスはあるし、
彼にとってよい事。アルジェントは映画産業のみの選択。まあ評論家
出身なので、大概の事はおわかり。(また無駄話が入る)

演出はあまり芳しくない作り。
物語の創作性は下手な訳ですが、ホラー性の持つ音の使い方が良い。
怖がらせるシーン毎の音ではなく、そこまでに持っていく過程での
音が実に心地良い。

殺される役者のリアリティ。これが爽快なまでに恐怖心をあおがせる。
冒頭の殺戮シーンはこれがアルジェント流のセンス。なので
そこの下手さはおのおのの映画感性。僕的にいえば、下手は下手で
どうだってよくて、殺される女の表情は生きた屍として成立。

ヒロインに訪れるばばあの“来るぞ来るぞ”演出が最高にええで。
扉を開けたら“こんにちわ”演出が最高にええで。
この二つの演出は稀に見るホラーのホラー。
いやあ、完璧だぜ。

物語としてはとてもつまらない。
中身がすっからかん。でも怖い。

たとえば、ばばあがアメリカ娘を殺せ殺せシーン。
そのばばあと訳のわからんばばあの僕どものシーン。
そこを覗き見しちまったヒロイン。
すごく狭さを出した。その狭い感が怖い。

 

ボーンアイデンティティの映画感想

改めて1作目から見始めていますが、やはり私は第一作目が一番好きですね。

なんといっても、自分が何者か分からない(けれど、戦闘術をはじめさまざまな知識がある)という非情に大きな不安感と、常に追手の気配があるという緊張感。 このふたつがあるからこそ、本作の追走劇は印象的で、とても面白みがあるのです。

そして圧倒的不利な状況に常に置かれていつつも、ジェイソン・ボーンのしかける頭脳戦・心理戦によって最新鋭の追手を巻く・倒すという点も、観客に痛快だと思わせています。

そうした強さを見せるジェイソン・ボーンですが、単に完全無欠という描き方ではなくて、知れば知るほど不安になる……しかし知らずにはいられないという苦悩ですとか、無用な殺生はしたくないという、彼の正体らしからぬ人間像も魅力的ですね。

さすがに何度も見ていますので、ここが新鮮!とかなんだとか、まるで始めてみた作品のように改めてレビューするのは難しいですね。 それゆえ、短めの文章となります。

一連のリズム・テンポ・展開をとってみても完璧な配分であるのが、シリーズでは本作!と感じて疑わない出来です。 もちろん以降の作品も素晴らしいアクション映画ではありますが、最もうま味を閉じ込めた作品といれば、このボーン・アイデンティティでしょうね。

スリリングなアクション映画が好きなら、見ておくべき作品です。

サラリーマンバトルロワイヤルの超映画批評!!

takkita411さんのブログにあったサラリーマンバトルロワイヤルを見てみました。

www.horrorxzombi.com

 

日本版バトルロワイヤルのように突然物語ははじまり、放送で殺し合いをするようにアナウンスが流れます。ざわつく社内だが、あまりにも馬鹿げていて誰も本気にしないのです。なんかのジョークか訓練でしょうとマイクも全く真に受けず、何となくフロアにワラワラと集まり始める社員達と合流します。

 しかし誰も信じてない様子の中いきなり、頭パーンと次々に数人の社員の頭が破裂します。
そして、ビルから急いで外の出ようとすると、ガシャン、ガシャンと物凄い勢いで社ビルが要塞化し中の人たちは閉じ込められてしまいます。

 そして、ベルコ産業社主催の社内ビルでの殺し合い大会の幕が切って落とされたのです!!果して社員たちはどうなってしまうのか?そしてベルコ産業の目的は何なのか?よいう閉じ込められた会社員たちが壮絶な殺し合いを繰り広げる姿を描いたサバイバルアクションです。

 製作・脚本ジェームス・ガン、監督は「ウルフ・クリーク」のグレッグ・マクリーンということで、こんな2人が組んだらどれだけ痛く悪趣味なものが出来るんだろうという期待は裏切らないですね。

 血しぶきが飛び、頭が爆発し、脳みそも飛び出します。サクサクと容赦なく人が死ぬという予想通りのB級映画です。

 

少しグロい描写もあるのであまりおおっぴらにおすすめできるものではありませんでした。

 

エンドレスフィアーのラストに感動

エンドレスフィアーのラストに感動した話

詳細は以下のリンクを見てください

【映画レビュー】エンドレス・フィアーあらすじ、ネタバレ、ラストの結末を解説 - 縦の糸はホラー 横の糸はゾンビ 織り成す布はいつか誰かを暖めうるかもしれない

エンドレスフィアーはショック療法の話でした。

結局、あの不気味なおじさんや埋められた人たちはなんだと言うと、犯罪者を更正する施設でした。そして、主人公を助けた老人や罪人、更には新しく誘拐されるであろう罪人も実は更正施設のスタッフで、主人公らを騙すための芝居を打っていたのだ。

そして、主人公が誘拐してすぐに水が飲みたいと言っていた罪人のリリーは実は、罪人を監視カメラで様子を見ながらも、実はマイクで直接声を出していたという意外にも衝撃的な結末でした。

素直にびっくりしてなんだかほっこりして見終わりました。

途中はよくある不条理系の絶望して終わるタイプの映画かと思いましたが、久しぶりにあたりのいい感じのオチのある映画でした。

また、リンクの人が書いているように昔のストーリーランドでやっていたようなストーリーですね。

おすすめの映画です。