ダイハード・ラスト・デイの映画レビュー
原 題: A GOOD DAY TO DIE HARD
製作年: 2013年
製作国: アメリカ
出演者: ブルース・ウィリス ジェイ・コートニー セバスチャン・コッホ
: ラシャ・ブコヴィッチ ユーリヤ・スニギル メアリー・エリザベス・ウィンステッド
監 督: ジョン・ムーア
製 作: トム・カーノウスキー ジェイソン・ケラー スキップ・ウッズ
脚 本: スキップ・ウッズ
感想/レビュー
大ヒットアクション映画ダイハードの5作目になります。
1作目の1988年から実に25年になります。
ブルース・ウィリスもすっかり歳をとってしまいましたね。
昔のやんちゃな感じが今はすっかりと身をひそめてしまっています。
まあ今のおとなしめのしぶいブルース・ウィリスもいいと言えばいいんですけどね。
内容はジョン・マクレーン(ブルース・ウィリス)が休暇で音沙汰のない息子に会いに行くところから始まります。
なんとジャックは人殺しの罪で捕まってしまうのです。
ちなみにジャックが殺しをするところは作中の最初の方にあります。
娘(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)が見送る中モスクワに飛び立ったジョンは早速刑務所に向かいます。
タクシーで刑務所に向かうと裁判のためジャックとユーリ・コマロフ(セバスチャン・コッホ)が法廷に護送されていました。
なおユーリ・コマロフは大物政治家であるチャガーリン(セルゲイ・コルスニコフ)と昔手を組んでいた人物で現在は政治犯?として服役中でした。
このような背景の中、法廷に出廷したジャックとユーリだったのですが、裁判がい始まるや否や裁判所が爆破されてしまいます。
これはチャガーリンの手によるものでした。
しかしここでジャックはなぜかユーリを連れてその場を逃走します。
車で逃げようとした矢先なんと父親のジョンと再会します。
しかしジョンの制止を振り切ってジャックはユーリと共にその場を後にします。
これを見たチャガーリンの手下は後を追います。
わけがわからないままジョンもこの2つの後を追うことになります。
ここで何やらジャックはある組織と連絡を取っており、計画が狂ったということを話しています。
ジャックを逃がすためにチャガーリンの部下とジョンは壮絶なカーチェイスを繰り広げます。
そして双方の車は大破し、ジャックとジョンは一緒に逃げることになります。
アジトに戻ったジョンとジャックはここでジョンが殺人犯ではなくCIAのスパイであることを知ります。
そしてチャガーリンの弱みを握っているユーリを助けてチャガーリンの失脚を狙っているということもわかります。
真相はわかったがアジトについて一息つく間もなくチャガーリンの部下が攻め込んできます。
ここでジャックのCIAの相棒は殺されてしまいます。
ジョンとジャックとユーリの3人で逃げることになり、ジャックはユーリが握っているチャガーリンの弱みが記されているファイルを渡せば、娘と一緒に国外に逃がしてやると約束します。
そして娘と合流することに。ダイハード4でも出てましたね。
しかしここでなんと娘が裏切ってチャガーリンの側についてしまいます。
捕まったジョンとジャックは逃げるためにどんパチを繰り広げます。
連れ去られたユーリを助けるために2人はチェルノブイリに。
チェルノブイリにはユーリが隠したチャガーリンの弱みを記したファイルがあるんだとか。
しかしチェルノブイリには実はファイルなどなく、兵器のための濃縮ウランがあるだけでした。
なんとユーリの娘チャガーリンについていたのではなく、初めからユーリの指示で動いていたのです。
さてユーリを助けにチェルノブイリまで来たジョンとジャックは金庫でユーリと再会する物の、何か腑に落ちないことばかり。
ここでユーリに騙されていたことを知ったジョンとジャックはここでもどんパチを繰り広げることに。
悪ものを退治して一件落着といった感じで終了です。
うーん、おもしろかったかと聞かれれば「いいえ」と答えるし、面白くなかったかと聞かれれば「いいえ」と答える、そんな感じの作品でした。
今までの作品と比べても時間が短く、内容がなんだかしょぼい感じがしました。
アクションシーンについてはド派手なもので、迫力はあったと思います。
しかしドキドキハラハラするような展開は一切ありませんでした。
派手なシーンはいっぱいあるものの、今一歩足りない感じですかね。