2018-01-14 映画ミザリーの映画感想!! 作家が自分の熱烈なファンの女性と出会って、親切に看病してもらうのだが、実は、その女性は精神的に病んでいて、とても怖い目に会うという映画。ストーカーなんてこの時代にあったのかよくわかりませんが、よくありそうな内容ですね。似たような経験したことある方いたりしませんか?精神的に不安定な女性には、なぜが決まって共通した特徴がある。しかも差別発言承知で言えば結構女性はこういうところを母性本能のように初めから持ち合わせている。特に看護婦なんかは職業的にこういう献身的な部分はあるのかもしれない。話を戻そう。それは、ものすごい情熱的で、愛情表現が濃厚なこと。そして献身的で、至れり尽くせりしてくれる。はじめは純真無垢なところがあるもんだから、「可愛いー!」とか思っちゃうんだよな。ところが、キレたらこりゃーもう大変。口汚く悪態はつくわ、暴れ出すわで、手がつけられなくなってしまうのです。それがまたところが、機嫌が良いときは、またまた情熱的に愛してくれるし、献身的に尽くしてくれるし、天使のような笑顔を見ていたら、つい、「やっぱり可愛いかな」なんて思う。この繰り返しで、どんどんと深みにはまり、女のキレ方はエスカレートしていく。そのうち、男の方は身も心もズタズタになり、最後はもう逃げるしかない。ひたすら逃げる。そして逃げる。俺も訳もなく、罵声を浴びせられたり、包丁で刺されたりしたもんだ。本作は、そんなタイプの女性の特徴を、実にリアルに再現している。本作の女優さん、容姿はお世辞にも綺麗とはいえないし、キレたら、とてつもなく怖いのだが、屈託のない純真な笑顔を見ていると、「お、なんか可愛いじゃん」とか思ってしまうのだ。通常ホラーだとお化けが出てきたり殺人鬼が出てきたりとするものだが本作はとにかく普通の人が出てくる映画だ。 そこらへんが本当に本当にスティーブンキングのすごいところだと思う。