ゾンビランドの映画感想
あらすじ
謎のウィルスの蔓延で大半の人間がゾンビと化してしまった世界。ひきこもり大学生のコロンバスは、自ら定めた「ルール」を守ることで何とか生き延びていた。ひょんなことから彼は、ゾンビと戦い続ける粗暴な男タラハシーと旅することとなるが、うら若い詐欺師姉妹に騙されたことを切欠に、いつの間にやら4人仲良く(?)「ゾンビのいない世界」を目指すことに。果たして彼らの行く末には楽園が待っているのか? 死の世界と化した近未来の世界を徹底的に笑い飛ばすソンビ・コメディ。
感想
あ~つ~い。 ね~む~い。 最早バテバテで精神的にも病み
かかってしまったので、ホラーでも観ようかと思い…
観たのが本作【ゾンビランド】です。
ホラー要素うすっ!
ではでは・・・
世界は今、病気だった!
正体不明の謎のウイルスにより人類のほとんどが、
おぞましいゾンビに変わっていた。
んちゃ! コロンバス(ジェシー・アイゼンバーグ)と申します。
まぁハンドルネームですよ。 人付き合いが苦手なんでね。
本名は教えられません。 ハンドルネームのほうが楽なんでね。
(ってかソーシャル・ネットワーク主演なんで^^ PC漬けですよ。)
人付き合いとか対人関係とかそういうのマジで面倒なんで週末は
いつも引き篭もってます。 あ~マジ1人って楽(ワラ)
まぁ~そんな感じだから突如始まった人類ゾンビ現象で地上から
生きた人間が消えても、たいして精神的ダメージは受けずに淡々
と快適な暮らしをしてたんですよ。
ん~でもね。いくら1人が楽だからって人間、1人では生きて
いけるわけもないじゃないですか。なんて言うかたまには人恋
しくもなるじゃないですか。
ってなワケで、とりあえず両親に会いに行こうと思って車で走って
たらゾンビがウヨウヨ!こりゃヤバイと思ったわけですよ。
そんな道中に自分とタイプがまったく違う生き延びた人間に
出会うのだが・・・っというストーリーです。
結論・・・そんなにいきなり真っ暗な街で遊園地のナイト営業したらゾンビは群がる
に決まってるやんか!! もとは人間やで~!!
非常に面白かったです。 ラストはホロッとしてしまいましたしね。
まぁ普通に生活していても、人と楽しく仲良くなんてできなくて辛いから、
人間がゾンビに変わろうとヘッチャラだ! なんだったらゾンビより対人関係
のが怖いよ。なんて思っているコロンバス君に序盤から感情移入してしまいました。
如何せん私も人見知りな方でして対人関係は得意ではありませんから、
地元の某団体の旅行に行って呑めや歌えのドンチャン騒ぎをしたのですが、
ホテルの部屋で1人になったときに『はぁ~疲れた』っと肩を下ろす自分
がいたくらいでしたので・・・うん。わかるよ。わかるコロンバス君
っと思ってしまいました。
そんでもって旅の途中で出会う人たちもゾンビ現象の前からワケありな人生なワケでして
それがゾンビ現象を切っ掛で出会い、イガミあったり、共感したり、騙されたり、
分かり合ったり、助け合ったりと今までロクな人間関係が気付けなかった人たちが
人間らしい人間関係を経験することで成長する姿が非常にリアルに感じました。
(最早ゾンビ関係ねぇ~なんて言わないでね。)
心を打ち明けるという表現を、ハンドルネームから本名を教える事という風に
描写したシーンが最高に良かったです。
今現在PCでハンドルネームで活動している人なら↑その意味をよく理解できるはず
です。 ハンドルネームの自分は『どうせ本名じゃないんだから』っと演技をしてたり
する場合がありますよね。 それで本名を相手に教えるということは、よほどの信頼
が無い限り難しい事ですよね。 その辺が凄く分かりやすく演出されていて非常に
好印象でした。
ロードムービーとしてもアクションコメディとしても楽しめる作品だと思いました。
(この記事はこちらを参考にしています)